満足するサロントリートメントって？

サロントリートメントの正体とは？

福岡市中央区薬院の美容室「ラペ」の草野です。

サロンのトリートメントメニュー。
簡単に言うと、タンパク質やアミノ酸などの栄養を内部補給し、油分で接着して表面をコーティングして蓋をする。
コーティング（皮膜)これがツヤツヤ、サラサラの正体なのです。

最新のトリートメント成分だと言ってはいても美容室のサロントリートメントの正体はほぼコーティング（皮膜)に頼っています。
さまざまなサロントリートメントが広告されていますが、ほとんどのサロントリートメントは表面のコーティングの持続性に力をいれ、ツヤツヤ、サラサラを維持させているのです。

ツヤツヤ、サラサラになり、一時的には綺麗になるのでとても良いもののような気がします。
実際、サロン帰りやしばらくは手触りも良く見た目もキレイになるので、イベントの時やお出かけ前には良いかもしれません。

ただ、この皮膜系トリートメントは、場合によってダメージを与えてしまうことがあるのです。

カラーやパーマ等、薬剤を使用する施術をすると、髪の中に薬剤による残留物質が残ります。
その残留物質が髪に残った状態で髪をコーティングしてしまうと、どんなに手触りが良く艶々サラサラになっていても、髪の毛の内側で残留物質が留まり、残留物質によるダメージが蓄積してしまうのです。

その状態で放置していると、内側から次第にダメージを受け、乾燥によるパサつき、 枝毛、切れ毛、脱色などなど、美容室に行く頃、ダメージが出てきます。
そしてまたサロントリートメントを繰り返すことになるのです。

傷めるサロントリートメントでは意味がない！

通常、毛髪の成分割合は大まかに、ケラチンが約70％、脂質と水分が約10％、その他約10％で構成されています。
ほとんどのサロンで使われているトリートメントシステムは、タンパク質（ケラチン等のアミノ酸）を主体として作られていますが、実はタンパク質はそのままでは浸透することができないため、毛髪に負担をかけながら溶かすように付着させます。そしてトリートメントをした実感を与えるために、コーティング剤に頼ることになります。

この状態で毎日のドライヤーやアイロンなどの熱によって、タンパク変性を起こすことになります。それは髪の硬化を促進させていることに繋がります。

実は美容師さんがトリートメントを施術する際に塗布しているクリーム状のものやミスト状のアイテム。これは基材となる無成分のクリームや水などで70％以上を占めています。
たっぷり塗布されているように感じますが、かさ増しされたクリーム状の中にはほんの少ししか有効成分が入っていないという実態です。
その点ではラペが採用しているアイテムは、かさ増しすることができないパウダー状のものですので純度が非常に高い構成になっています。

ではトリートメントはしないほうがいいの？

傷んだ髪はどうすれば良い？ってなりますよね、
サロントリートメント＝悪
みたいに聞こえていたら申し訳ないのですが必ずしも
サロントリートメント＝悪ではありません

コーティング(皮膜)をするサロントリートメントでも、一時的には髪がツルツルサラサラになって、見た目も手触りもよくなります。それだけでも嬉しい！と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、コーティング(皮膜)を使わずに髪の毛がキレイになるのであれば、それに越したことはないと考えます。

安心して、ラぺにお任せください

今はシャンプーにもコーティング（皮膜）成分が入ってる時代です。

皮膜成分でサロントリートメントをしてしまうと、残留物質の蓄積だけでなく、常に髪の毛がコーティングされることで、カラーやパーマの妨げになることもあります。そうなると理想のヘアスタイルを叶えることができなくなります。
これらのように傷めるトリートメントシステムや、少ない有効成分、ポリマー系のコート剤。このようなメニューが横行している中で、ラペが考えるトリートメントは、他にはない理論のもと、高い安全性と繰り返して施術しても価値のあるものを厳選してご提供しています。

ハホニコ、トキオ、オッジィオット…等々、話題のサロントリートメントは次々と出現しています。

基本的に皮膜成分は２週間程度でなくなるような設定になっていて、技術的には半永久的に皮膜させることはできますが、スマホ等に使われるガラスコーティングや硬いシリコン類、家屋に使われるような塗料のような感覚に近づきます。

ラぺでは、お客様の大切なお金と時間をかけて施術を受けていただくからには、本当に安心してオススメできるものしか提供できません。
ラペのトリートメントではこのコート剤としてはごくごく薄く使用する程度です。

＜トリートメントの性質＞
①高濃度水素と濃密なコラーゲンを浸透。
②炭酸シャンプーでアミノ酸をさらに細分化し、毛髪深層部まで促進＆キューティクルをしっかりひきしめる。
③アイロンによる熱で酸化重合によって活性酸素を水へと変化させて、毛髪内に潤いとして留めるという流れになります。

これまでのサロントリートメントとは明らかに違うアプローチとなります。安心して、お任せください。

＜参考ページ＞
◆ 髪質改善トリートメント
◆ 髪質改善カラー

〈記事〉
オーナースタイリスト：草野雅武